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執着ドクターの不埒な治療

青井千寿 / 著
上原た壱 / イラスト
ISBNコード 978-4-86669-072-8
サイズ 文庫本
本体価格 本体685円+税
発売日 2018/02/08

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内容紹介

触診するだけだから……力を抜いて?
とあるトラウマから男性に触れられるのがすっかり苦手になった和菜。当然26歳にして男性経験もなく……。そんな彼女が唯一受け入れられるのは、レディースクリニックの医師、秦野。そこで男性恐怖症克服のため、彼と疑似恋愛をしてみることに!?最初は〝治療〟のはずだったのに、優しい彼の手の動きは次第に度を超えていき――「着ているものを脱ぎなさい。全部だ」「力を抜いて。女性の体は知っている……俺に任せて」執着系ドクターが本気を見せるドキドキラブストーリー!
★初回限定★
特別SSペーパー封入!!

人物紹介

飯高和菜(いいだか かずな)

広告代理店勤務。とあるトラウマから男性恐怖症になったため、26歳にして男性経験なし。それでも秦野だけは触れられても何故か平気で――?

秦野曹也(はたの そうや)

産婦人科医の息子で次期院長。生真面目で、気に入ったものには執着する性質。女性を患者としてしか見れないという悩みを抱えており……。

立ち読み

「あ、あの先生……」
「先生じゃない。こういう時に先生って言わないでくれ。罪悪感が……」
「あ、すいません。えっと曹也さん……私、きちんとエッチできるか不安で……指を自分で入れてみても痛かったので……」
「……処女膜が過剰に塞がっている場合とか膣の先天性奇形とか深刻な場合もあるけど、たいていはコツの問題だよ。性教育なんかで見るイラストは膣がまっすぐだから誤解している人は多いけど、実際は体の曲線に沿っているから、たっぷり濡れている状態で上手く向きを捉えたら大抵問題ない」
 曹也さんは再び上にやってくると、「もう少ししっかりと見せて」と耳元で囁いてから私の足を左右に開いた。
 腰が持ち上げられ、下に枕が押し入れられる。
 秘密の部分がすっかり彼の前に曝け出され、私は自分の顔が燃えるほど真っ赤になっているのが分かった。さっきたっぷりと指で弄られたばかりのそこは、きっとひどく濡れてしまっているだろう。
 好きな人に恥ずかしい部分を凝視され、私は思わず手でそこを覆った。
「こら、見せなさい」
「だって……曹也さん、すごく見てるから」
「それなら医者に視診されてると思ったら恥ずかしくない? ほら、和菜のココはとても綺麗だよ」
 曹也さんは私の手をどけてしまうと秘丘を左右に大きく広げ、左右の襞を確認するように指で撫で回す。
 曹也さんが医者だからといって見せるのが平気になるはずもなく、私は視診というより視姦されている気分だ。
 彼の視線が私のそこを溶かし、蜜がさらに滴ってくるのが分かった。
「毛が薄いからかな。襞もクリトリスの皮も清潔に保たれている。綺麗だよ。処女膜が確認できるな……特に膣口を塞いでいるわけでもないから、男性器を受け入れるのに問題はない」
 淡々とクリトリスの皮だ処女膜だという彼の声が恥ずかしくって、私は耳を塞いで「キャー」と叫びたい気分だった。彼はお医者さんだからこういう言葉も気にしないのだろうが、聞いている私が気になって仕方がない。
「なんか……曹也さんってこういう時でもやっぱり〝先生〟ですよね」
「ん? まぁ否定はしないけど……仕事モードになると萎えるだけだったのに、今はこうやって和菜の全てを暴いていくことに興奮してる……今日の俺は不埒な医者だよ、俺の患者さん」
 彼は熟んだ瞳で苦笑し、再び私の体を開くと秘丘の溝に指を沈めてきた。
「ナカを軽く触診するだけだから……大丈夫、力を抜いて」
「はい、先生……」
「子宮を下げたいから、少しお腹を押すよ」
 左手でそっと下腹部を押し、同時に彼の指は薄い肉で作られた花弁の奥、さらに奥へとやってきた。
 潤いを溜め込んだそこは、すでに知ってしまった無骨な指の感触を得て潤いを増していた。
 彼の指が泥濘で動くたびにちゅぷりと淫靡な音が鳴る。
「指二本で触診する方が分かりやすいんだけど、和菜は処女だから指一本しか入れないでおく。それでももし痛かったら言って」
 きっと痛い―そう思っていたのに、気がつけば指は内側に侵入してきていた。圧迫感はあるけれど不思議なほど痛みはない。彼の長い指は隘路を難なく進み、奥深いところまで来るとそこを縦横に撫でる。
「ん……」
「触った感じだとナカも綺麗だ……少し硬いからほぐしておこうか……」
 指はするすると浅い部分に向かい、入り口付近をゆっくりと撫で始めた。決して力を入れず、まるでマッサージをされているような感覚。
(曹也さん、とっても上手なんだ……彼の指はナカで動いても痛くないどころか……気持ちいい……)
 体の内側を一本の指が這い回る。
 膣や子宮なんて生理の時ぐらいしか意識しない箇所だったのに、こうして愛撫されると自分の体の大切な部位なのだと実感できた。それは女性であるという実感でもあった。
 彼に触られるときちんと気持ちいい―当たり前のことなのかもしれないけれど私にとってそれは奇跡に近く、幸福感が心から溢れ体中に広がっていく。
「んっ……ぁん……」
「痛い? ここは尿道海綿体が内側に隠れているから、慣れてくれば気持ちよくなる女性は多い」
「痛くないです……じんじん、むずむずする感じで……あっんん……」
 曹也さんの指は蜜口から少し入った部分を執拗に擦っていた。
 嫌な感覚ではなく、正直に言えばもっとそうしていてほしいと感じるほどだった。芯の部分を愛撫されるような明確な快感ではないが、切なさが高まっていく。
「膣は赤ちゃんが通る場所だから、けっこう鈍感にできているんだ。ここで気持ちよくなるには慣れる必要があるから焦って感じようとしなくていいよ」
 その言葉に頷きながらも、私は内側を指で擦られるほどにもっと曹也さんと近くなりたいと願っていた。もっともっと、二人の肌の隙間がなくなるほどくっつきたい。
「曹也さん……キス、して下さい」

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