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神の花嫁_書影大

神の花嫁

橘かおる / 著
タカツキノボル / イラスト
ISBNコード 978-4-86669-037-7
サイズ 文庫本
本体価格 本体648円+税
発売日 2017/10/23

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内容紹介

結界では好き放題!! 神様って勝手な生き物!?
二人の神様から溺愛されて困っていますっ!!
高三の聖仁は、生まれた時から神・皇雅に見守られて生きてきた。神社で披露する聖仁の神舞に癒される皇雅。ある日、強い魔が現れた危機に、皇雅は眠りについていた「荒雅」を呼ぶ。皇雅と荒雅の二人はもともと一人の神で、過去の魔との戦いで二人に分かれていたのだった。聖仁は自分の生まれの秘密を聞かされ、結界の中で荒雅に強引に押し倒される。初めてだった聖仁は絶頂のまま啼かされ続け、嫉妬した皇雅からも熱塊をねじ込まれ、二人の神様とセックスしてしまい!?  永遠を繋ぐ愛❤
★初回限定★
特別SSペーパー封入!!

人物紹介

一条 聖仁

二神山神社で神を下す大切な役割を担う舞手。
なぜか魔に魂を狙われている。
普通の高校三年生、十八歳。

皇雅(こうが)

二神山神社の祭神。
聖仁を18年間見守り続けてきた温厚で優しい和魂の神。

荒雅(こうが)

二神山神社の祭神。
長い間眠りについていた、気性が荒いが優しい一面もある荒魂の神。

立ち読み

「ここどこ……?」
 茫然と呟くと、
「俺の結界の中だ」
 と言いながら、男が覆い被さってきた。結界? どういうことだ? そう尋ねたいのに、口づけされて唇を塞がれ、身体を撫で回される。なんとか逃れようと抵抗しているのに、身体の中からはうずうずするものが湧き出てきてしまう。
 しかも抗う聖仁に、男が手を止めて「どうして逆らうのだ」と覗き込んできた。
「ようやく逢えたのに、おまえは嫌なのか?」
 切なそうにじいっと見られて、突っ張っていた腕から力が抜けていく。
「でもおれは聖雅じゃないし……」
 なんとか言葉を押し出すと、男はほっとしたように微笑んだ。
「わかっている。おまえが長い時を経て復活し生まれ変わったことは。力を貸してくれた天神地祇のすべてに感謝している」
「いや、だから、聖雅の記憶はなくて……」
「記憶がないから聖雅と呼ばれたくないのか? では今生の名はなんという?」
 男は甘やかに聖仁の頬を撫で、名前を教えろと優しく促す。
「……聖仁」
 誘うような低音に、とても逆らえない。諾々と従い口走った。
「そうか、聖仁か。聖の字が同じだな。誰がつけたのか知らないが、気が利くことだ」
 名前をつけたのは皇雅だったと聞いている。だが今そんな話をする余裕はない。なんとかこの状態から逃れなくては。
 そう思っているのは本当なのに、男の手は魔法のように聖仁に作用する。
 大きな手が顔を撫で、喉に触れながら下がっていった。両手でぐいと襟を開かれ、胸が露になる。さっきまで舞の稽古をしていたので、うっすら汗ばんでいるそこを、愛おしそうに撫でられた。
 止めようと手首を掴むと、逆にその手を握られ口許に持っていかれる。男の唇が指先に触れた。ぞくっとして慌てて手を引こうとしたが、男はふっと笑うとしっかりと掴み直して、今度は一本ずつに舌を這わせてくる。
「……ふぁ」
 人差し指を口に含まれて背筋に電流が走り、思わず声が出ていた。官能を揺さぶるような濡れた声で、自分でも恥ずかしい。ぐっと奥歯を噛み締めて声を出さないように耐えるが、男は薄く笑って次々に指をしゃぶっていく。
 吸われて舌で嘗め回され、腰に熱が集まっていった。特に指の股を舌で擽られると我慢できなくてそわそわと腰を動かしてしまう。なんでそんなところが感じるのだろうか。
 下着を押し上げるモノの存在を知られたくなくてごまかそうとしたのだが、相手にはお見通しだったようだ。
「勃っているな」
 手を股間に置かれて、その部分がさらに固くなった。やんわりと揉まれ刺激されて、腰がせり上がる。
「あ、あ、ああ……っ」
 今度は紛れもない嬌声だ。自分で出した声だなんて思いたくない。ぎょっと目を瞠って顎を上げたら、男と視線が交錯した。男は嬉しそうに笑っている。
「聖仁、おまえの身体は感じやすくていい」
 低い声で囁かれて、かあっと身体が熱くなる。羞恥からじたばたと暴れても、男は余裕の表情で手を動かし、聖仁を追いつめていった。布ごとその部分を弄られて、もう一方の手で胸を触られる。男の乳首などただの飾りと思っていたのに、そうでないことを教えられる。
 指で摘ままれるとぴりぴりした刺激が胸から全身に広がる。もう一方の乳首は口に含まれた。舌で転がされ、ちゅうっと吸いつかれる。
「い、や……ぁ、あ……んっ」
 びくびくと身体が跳ねた。今度は指と唇が位置を変える。舌で嘗められていたところは濡れていたので、空気に触れてひやりとした。
「可愛いな、ぴんと立っている、聖仁のここ」
 つんつんと指先で押されて、小さな突起が健気に固くなっていることを知る。そこを押し潰されると、快感が火花となって散った。
 胸の二カ所、そして股間も。技巧を尽くして弄られ、身体の熱は上がりっぱなし。唇からは喘ぎ声ばかりが漏れていく。
 やがて頭の奥がじんと痺れ、白い光が明滅した。たったこれだけでと思うのに、身体はもう限界になっていた。駄目だイくと腰を震わせながら、それでも踏み止まる。だって、このままでは下着を汚してしまうではないか。なんとか堪えようと懸命に頑張ったが、ついに決壊してしまう。
「いいからイけ、聖仁」
 耳朶に直接吹き込まれた官能的な声に抗えなかった。先走りを溢れさせていた昂りの先端が開いたのを感じる。出る!

この続きは「神の花嫁」でお楽しみください♪