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とろける蜜月 〜溺愛に恥じらう幼妻〜

とろける蜜月 ~溺愛に恥じらう幼妻~

伊郷ルウ / 著
氷堂れん / イラスト
ISBNコード 978-4-86457-090-9
サイズ 文庫本
本体価格 本体582円+税
発売日 2014/07/23
レーベル ロイヤルキス
発売 ジュリアンパブリッシング

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内容紹介

夢にまで見た社交界デビューの日。ティルレアにダンスを申し込んでくれたのは、誰もが憧れる伯爵家の令息サディアスだった。彼は二年前、まだ幼いティルレアに初めてのダンスを踊る約束をしてくれた運命の人だった。情熱的なサディアスの腕に抱かれ、蕩けるようなエスコートを受けたティルレアは、その夜、サディアスの求婚を受ける。両親の許しを得て、祝福に包まれたティルレア。彼の甘い愛撫に初心な体は悦び、絶頂な時を迎えるが、婚前旅行中サディアスが事故で記憶を失ってしまい…!?

人物紹介

ティルレア・イヴ・ジェラルド

ジェラルド男爵家の末娘。
社交界デビューに胸躍らせる、16歳。

サディアス・レナード・シャーウッド

23歳。シャーウッド伯爵家の長男。
社交界でも有数の美男子。

立ち読み

「可愛い僕のティルレア……」
 首筋に唇を移してきた彼が、音を立てながら柔らかな肌を啄んでいく。
 内腿を優しく撫でられるのは心地よく、膝が自然と緩んでいった。
「っ……」
 片腕に抱き留められている安心感から、夢見心地で初めて味わう愛撫に浸っていたティルレアは、思いがけない動きをした彼の手に動揺して硬直する。
「大丈夫、怖がらないで」
 サディアスは子供をあやすように声をかけてきたけれど、指の一本も自由にならないほど身体は硬くなっていた。
 内腿を撫で上げてきた彼の手が、ドロワーズの合わせ目を越えてきたのだ。彼は脚に触れてくるだけだと思っていたのだから、驚かないわけがなかった。
「こちらも柔らかだ」
 ドロワーズの中に忍び込ませてきた手で柔らかな茂みを撫でられ、驚愕して目を瞠ったティルレアは、咄嗟に悪さをする彼の腕を掴んだ。
「いやっ……」
「触れるだけだよ。それ以上のことはしない」
「でも……」
 困惑も露わな顔でサディアスを見返す。
 普段、ドロワーズに隠されている秘所は、結婚したあかつきには夫と身体を繋げ合う場所となり、腹に宿した子はそこから産まれてくると習った。
 尊い場所ではあるけれど、同時に不浄の場所でもある。身体を繋げるつもりがないのに、どうしてそんなところに触れてくるのか、それが理解できなくて不安になった。
「君が知らない悦びを教えてあげる」
「んっ……」
 言葉の意味もわからないままくちびるを奪われ、搦め捕られた舌をきつく吸い上げられ、不安をよそに身体の力が勝手に抜けていく。
(きっと大丈夫……)
 酔うほどに甘いくちづけを与えてくれるサディアスが、酷い真似をしてくるわけがない。
 そんな思いが脳裏を過ぎり、抗う気持ちは失せていった。
「ん……ふ……」
 何度も搦め捕られた舌を吸われ、唇を甘噛みされ、彼の腕を掴んでいた手が力なく滑り落ちる。
 息苦しいほどの熱烈なくちづけに、頭の中が霞に覆われたかのようになっていき、無心で彼の唇を貪っていた。
「んんっ」
 茂みを弄んでいた彼の指が秘所へと潜り込み、ティルレアはハッと我に返る。
 汚れた場所に彼が触れていると思うとジッとしていられず、唇から逃れて身体を遠ざけようとした。
 けれど、それもできないまま、身震いして動きを止める。指先で秘所をツイッと撫でられたとたん、そこから甘い痺れが走り抜けていき、身体が固まってしまったのだ。
 彼がどこに触れたのかもわからない。けれど、その瞬間に感じたのは、かつて味わったことがない、身を震わすほどに強烈な心地いい感覚だった。
「女性はここで快楽を得られるんだよ」
 耳たぶを舐めるようにして囁いてきたサディアスが、先ほどと同じ場所を指先で撫で回してくる。
「ひっ……や……ああぁ」
 ジワジワと広がってくる甘い痺れに、自分でも耳にしたことがない声がもれ、身体のそこかしこが震えた。
 自分の身になにが起きているのか、さっぱり理解できない。ただわかっているのは、恥ずかしい場所に触れられているのに、とても気持ちがいいということだけだ。
「あ……っんん……」
 抑えようのない声が静かな中庭に響き、羞恥を煽られたティルレアは両の手でサディアスにしがみつく。
「サディアス……やめて……私、怖い……」
 広い胸に顔を埋め、嫌がるように首を何度も横に振る。
 それなのに、彼はやめてくれるどころか、指先をさらなる奥へと進めてきた。
「ひゃっ……」
 重なり合った襞のあいだをツーッと指先で撫で上げられ、ドレスに包まれた細い肩が大きく跳ねる。
「どうしてそんなことをするの……汚いからやめて……」
「汚くなどないよ。ここは君を愛する僕にとって、とても神聖な場所だ」
 そんなことを口にしながら、襞のあいだで指を前後に動かしてきた。
「もう濡れてきているね」
 どこか嬉しげな声が耳をかすめていく。
 いったい彼はなにを言っているのだろう。自ら触れたことがない場所だけに、不安を掻き立てられる。
「さあ、気持ちよくしてあげるよ」
 襞に添わせながら、指を元の場所へと戻していく。
 先ほどとは異なり、指の滑りがよく感じられる。彼が言ったように、秘所が濡れてきているからだろうか。
「んっ、あ……」     
 茂みのすぐ下を撫で回され、再び甘い痺れに包まれた。
 触れられているそこが、小さく尖っているような気がする。甘い痺れの源は、間違いなくその小さな塊のようだ。
「ああぁ……ああ……」
 丹念に突起を撫で回されると、先ほどよりも強い痺れが湧き上がってきた。
「やっ……ふ……ぁ」
 気持ちよくてたまらず、声がひっきりなしにもれてくる。
 痛みはまったくない。ちょっとむず痒い感じもするけれど、肌が粟立つような痺れは心地いいとしか言いようがなかった。
「ここを撫でられると、気持ちがよくないかい?」
 指の動きを止めることなく問われ、ティルレアはコクコクと胸の中でうなずき返す。
 優雅なドレスの裾を膝まで捲りあげたまま、しどけなく開いた脚の奥を片手で弄られ、あられもない声をあげている。

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